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インクルージョン(包摂性)はパロアルトネットワークスの中核的な価値観です。そこで今年2021年の女性史月間を祝し、テクノロジ業界とサイバーセキュリティ業界における男女平等について世界中の従業員から話を聞きました。このほか、2021年国際女性デー(IWD)のミッションを鼓舞し増幅するような、非常に素晴らしい写真もご紹介しています。
今月初め、私はIWDに関する投稿「Three ways I continue to #ChoosetoChallenge (and so does my boss!)」をLinkedInで共有しました。私は、過去200年以上にわたり、女性たちが姉妹や友人、協力者の助けを借りながら、過去の限界に挑み、それを押し返し、打ち勝ってきたことについて書きました。新型コロナウィルス感染症が拡大してきたこれまでの365日間も、私たちはふたたび困難を乗り越えました。私はこの困難な旅に挑む、すべての女性を祝いたいと思います。今年のIWDのテーマ「Choose to Challenge」では、パロアルトネットワークスの勇気あるリーダーたちが、女性への支援を表明するだけでなく、次世代のテクノロジおよびサイバーセキュリティ専門家を奨励するために声を上げています。
社内のパネルディスカッションから、SNS共有コンテスト、国際的なチェンジリーダーシップの専門家であるAlana Hill氏や受賞歴のある心理学者で作家のDolly Chugh氏など実績の高い女性たちによる特別ゲストの基調講演にいたるまで、パロアルトネットワークスが女性史月間を祝うために社員にむけて開催した活動の数々に、私は言葉にならないほど感激しています。しかもそれで終わりではありません。今月末には、3人の女性リーダーがどのようにして自分のキャリアを確立し、リーダーシップを発揮したのかを聞く「Steps of Success Women Leaders Roundtable」を開催する予定です。
私たちは、包摂的で多様な文化が、サイバーセキュリティをめぐる困難な課題の解決に不可欠な要素だと信じています。私自身、勇気ある女性たちと毎日一緒に仕事ができてとても光栄です。2021年の女性史月間を締めくくるにあたって、以下、心に響いた数々の名言をご紹介したいと思います。
「攻撃者には相手が誰かなんて関係ない。性別がなんであれ、女性を含むすべての人が、サイバー空間の安全を守り、国家の安全を守るために役割を果たすことができる」
Claribel Chai, country manager, Singapore, Palo Alto Networks
「レッテルに挑みつづけてください。ひとは『テクノロジ関連の仕事に就くにはそれなりの経験やふるまいかたやスキルが必要で、ある種の伝統的な型に当てはまらなければならない』という神話を信じ込みがちです。でも、性別がなんであれ、だれもがどんなレッテルよりも偉大です。私たちはだれもが、そうしたレッテルを覆し、それをもっと豊かなものにしたり、完全に塗り替えてしまう力を秘めています。テクノロジ業界で働くことに興味があるなら、ぜひ自分らしくいてください」
Anna Chung, principal threat analyst, Unit 42, Palo Alto Networks
「サイバー攻撃の対象にならないひとは誰もいません。だからその解決に向けて努力するときは、ひとりのこらず力をあわせなければいけない。安全な環境を作るには包括的環境が重要です。私の娘は、4歳の頃からAlexaを使っていますが、こうした家庭用機器を安全にしたり、医療機器や重要インフラを保護したりすることは、私たち一人ひとりの日常生活や仕事に影響を与える安全・安心の問題なのです。セキュリティソリューションの構築には、さまざまな環境で効果的なセキュリティソリューションを提供できる多様なチームが必要です」
May Wang, senior distinguished engineer, Palo Alto Networks
「私はビジネスにおける多様性の力を心から信じています。多様性があればあるほど、力をあわせることで私たちはより強くなれます。これまでのテクノロジ業界でのキャリアでは、部屋の中の女性が私ひとりということも多かったですが、今はこの状況が変わり始めていることを嬉しく思いますし、ぜひさまざまな方々にIT業界に入ってきていただきたいと感じています」
Wadad Kafka, EMEA VP support, global customer services, Palo Alto Networks
「これまでのキャリアで私は男女いずれのリーダーにも恵まれ、素晴らしいチームの一員となる機会をたくさんいただきました。そうしたチームで私たちは、オンライン上での生活を守り育てるために、テクノロジを使って問題を解決したり、あるいは新しいやりかたを開拓してきたりしました。私が仕事で最も刺激を受けたのは、チームとして新たな課題を解決しなければならなかった場面です。そしてそれらのチームにはひとつ共通点がありました。それは、どのチームもさまざまに異なる才能を持つ人々がいて、さまざまに異なるミッションにフォーカスしていたということです」
Raynor Dahlquist, VP, federal capture management, Palo Alto Networks
「世界にインパクトを与えることができる役割を求める女性は少なくありません。感染症拡大時には、私たち全員がテクノロジを中心としてオペレーションを回してきましたし、デジタルライフの維持にサイバーセキュリティは欠かせなくなっています。ですから私たちは、この業界がすべての人に非常に多くのチャンスを提供してくれるセクタであることをもっと示していかなければなりません」
Laurence Delpy, VP, service provider, EMEA, Palo Alto Networks
「単純に、包括的で多様なチームは多様性のとぼしいチームより強くて能力が高いです。能力や背景の異なる個人を『女性だから』あるいは『有色人種だから』採用するという単純な話ではないんです。採用プロセスよりもっとずっと踏み込んで、すべての従業員が自分には社内に居場所がある、耳を傾けてもらえる、見えない存在ではない、評価されている、とそう感じられるようにする必要があります。私は自社に女性のネットワークコミュニティ従業員グループがあることを非常に誇らしく思っています。このグループは非常に活発に活動をしていて、すばらしい従業員体験をつくりだす中心的役割を担っています。」
Lee Klarich, chief product officer, Palo Alto Networks
誰もが活躍できる包摂性の高い環境を育んでいくのは皆の共同責任で、パロアルトネットワークスでは、「包摂性と所属」がすべての組織に行き渡っています。たしかにまだまだやるべきことは多いですが、私たちのコミットメントは明快です。それは今回の女性史月間などの祝賀月間においてもそうですし、FLEXWORK[1]についても同じことがいえます。
パロアルトネットワークスでの生活についてもっと知りたいかたは、ぜひ弊社のキャリアサイトを訪問してください。
[1] FLEXWORK: 従業員の選択に焦点を当てた福利厚生プログラム。自分の生活のしかたに合わせて従業員自身が柔軟に仕事のしかたを選ぶことで、自分の本領をフルに発揮してもらえるようにしている
Liane Hornseyはパロアルトネットワークス最高人事責任者です。